バドミントンの全日本総合選手権最終日は8日、東京・代々木第二体育館で各種目の決勝が行われ、男子シングルスは24歳の田児賢一(NTT東日本)が上田拓馬(日本ユニシス)を2-0で下し、
6年連続6度目の優勝を果たした。シングルスで6連覇は男女通じて史上初の快挙となった。
女子シングルスは22歳の三谷美菜津(NTT東日本)が6度目のタイトルを狙った広瀬栄理子(ヨネックス)を2-0で破って初制覇した。
女子ダブルスは高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が樽野恵、新玉美郷組(NTT東日本)を2-0で退けて3年連続3度目、男子ダブルスは早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)が
平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)に2-0で勝って2年連続2度目の日本一。混合ダブルスでも初めて頂点に立った早川と松友は2冠に輝いた。
バドミントンの全日本総合選手権第5日は7日、東京・代々木第二体育館で準決勝が行われ、女子シングルスは6度目の日本一を目指す広瀬栄理子(ヨネックス)
が史上最年少女王を狙った福井・勝山高1年の山口茜を2-0で下し、第1シードの三谷美菜津(NTT東日本)とともに決勝に進出した。
男子シングルスは上田拓馬(日本ユニシス)がロンドン五輪5位の佐々木翔(トナミ運輸)を2-0で破り、史上初の6連覇に挑む田児賢一(NTT東日本)と決勝で対戦する。
女子ダブルスは3連覇がかかる高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)と樽野恵、新玉美郷組(NTT東日本)が決勝に進んだ。
男子ダブルスは昨年優勝の早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)と平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)が勝ち、初の決勝を目指した日本ユニシスの佐伯祐行(水島工高出)、
垰畑亮太組は昨年に続き4強で涙を飲んだ。
バドミントンの全日本総合選手権第4日は6日、東京・代々木第二体育館で準々決勝が行われ、女子シングルスで史上最年少優勝を目指す16歳の山口茜
(福井・勝山高)が高橋沙也加(日本ユニシス)を2-1で下した。
昨年覇者の今別府香里(ヨネックス)も準決勝に進み、ロンドン五輪の左膝負傷から
復帰した佐藤冴香(ヨネックス)は今別府に屈した。
女子ダブルスは3連覇を狙う高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が、右膝前十字靱帯断裂からの復帰戦となったロンドン五輪銀メダリストの
藤井瑞希が末綱聡子(ともにルネサス)と組んだペアを2-1で退けた。
男子シングルスは史上初の6連覇を目指す田児賢一(NTT東日本)が順当に4強入りし、全国高校総体王者の常山幹太(大阪・東大阪大柏原高)は敗退した。
バドミントンの全日本総合選手権第3日は5日、東京・代々木第二体育館で各種目2回戦を行い、女子シングルスは昨夏のロンドン五輪で左膝に
大けがを負った佐藤冴香(ヨネックス)が2011年大会女王の奥原希望(日本ユニシス)を2-1で下し、最年少優勝を目指す16歳の山口茜(福井・勝山高)
らとともに8強入りした。
男子シングルスは全国高校総体王者の17歳、常山幹太(大阪・東大阪大柏原高)や史上初の6連覇がかかる田児賢一(NTT東日本)が準々決勝に進出した。
女子ダブルスは右膝前十字靱帯断裂からの復帰戦となったロンドン五輪銀メダリストの藤井瑞希が末綱聡子(ともにルネサス)とのペアで8強入りし、
準々決勝で3連覇を狙う高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)と対戦することになった。